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専攻科滋賀の会 第4回総会実施報告

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専攻科滋賀の会 第4回総会

6月23日(土)
総括▷「多分野からの参加で多くを学んだ総会」

■第4回総会の概要
 その昔、障害の重い子どもたちは就学猶予・免除され、結果として早死にしていたという事実があります。こうした悲しい歴史を繰り返してはならないと言う熱い国民的大運動により1979年春、すべての障害児に教育が認められ、養護学校が義務設置されました。これを第一の学びの扉が開いたと言いますが、次いで養護学校に高等部3年間を実現させる運動が10年余の歳月をかけて実現しました。これを第二の学びの扉が開いたとまとめられています。
 そして現在、第三の学びの扉を開けようと言う合言葉で、発達のゆるやかな知的障害児などに高等部卒業後更に2〜4年間の教育期間延長運動が広まりつつあります。制度的には「専攻科」を全国各地に実現することですが、専攻科はまだ全国には9校しかありません。

■専攻科滋賀の会、この1年と今後
 去る6月23日(土)の午後、第4回専攻科滋賀の会総会が八日市養護学校で開かれました。総会案内文には「1960年代から70年代の障害児の不就学をなくす運動は、1979年度養護学校教育の義務制度化を実現させました。この障害児の最初の教育権保障運動を土台に、1980年代から90年代にかけて、希望する全ての障害児に18才までの高等部教育をめざす運動が繰り広げられました。そして21世紀の今日、私たちはこの第二の教育権保障運動の上に、さら高等部卒業後の専攻科教育(2年以上)の教育保障をめざしての運動をとりくんでいます。専攻科など教育期間の延長を実現するために、2009年7月に「専攻科滋賀の会」を発足させました。2010年12月には「第7回全国専攻科(特別ニーズ教育)研究集会」を滋賀県で開催しました。そして2011年12月にNPO法人認可を受け、新たな峰に向かって取り組みを進めています。」・・・まさに県民のねがいである「第三の学びの扉」を開けようと着実な運動が展開されているのです。

■総会で出された大切な意見
 今総会では、全日本手をつなぐ育成会の月刊誌「手をつなぐ」でも専攻科の特集が組まれたり、今年の第46回全障研広島大会基調報告では「もっとゆっくり学びたいとの願いに応えた専攻科設置運動・・・」と、専攻科課題が初めて位置づけられました。加えて教育期間延長を社会福祉法人が「学ぶ作業所」を開設するなど、その必要性が着実に広まりを見せています。滋賀県内でも蒲生の会では第一号となる学ぶ作業所を計画しているとの報告がありました。一方、養護学校や作業所でも不登校・ひきこもりが広まりつつあるなど、深刻な課題も出されました。その背景には、障害福祉分野にまで新自由主義・市場原理が導入され、全てが競争主義や自己責任にされる風潮・流れがその背景にあるとの指摘も出されました。障害分野において発達障害、新型ウツ、などが広まりつつあることも報告されていました。

■好評開催中の「障害青年の発達保障研究会」
 この1年「サンデー専攻科」の取り組みと共に研究活動として2年間のプログラムで「障害青年の発達保障研究会」をあゆみ作業所を会場に開催してきています。最新情報が学べる貴重な研究会となっていますので、HP「専攻科滋賀の会」をご覧になって受講を申し出て下さい。(研究会は2年目、後半に入っています)
 
■聞き入った記念講演
 総会終了後、今野副理事長の奥様から「再チャレンジを支える場所を!」と題して我が子(障害程度区分6)の幼児期から小学校時代、中学校から高校時代。そして現在お母さんの眼からみた娘さんの育ちぶりを語っていただく中で今後のありようをお話して頂きました。ご本人さんは全障研月刊誌、みんなのねがい(2009年11月号)に「この子ど歩む」〜不登校の日々を未来への糸口に〜と題して現在抱える課題を全国に発信されました。出生から育ちまでの苦労をどこまでも娘さんを真ん中にしてご両親が奮闘されてきた貴重な小論です。また、お父さんは第5回全国専攻科研究会IN鳥取に参加するなど積極的な動きの中で私たちと出会い、専攻科滋賀の会を立ち上げ現在は副理事長として健闘中です。
 講演のまとめとして①相談する場所、受け皿、不登校の人たちが話せる場所が必要。②引きこもりになっている人たちとの繋がりが出来る場所/親の駆け込み寺。③きっかけにできる場所、再チャレンジさせたい。④離職してしまう人たちや不登校の生徒の不安や苦しみなどを引きこもりにしない手前の予防策の充実が必要なのではないか(情報の共有)。⑤文科省の枠では「成果」が重要視されるのでゆっくり変化して行く人たちは合わない。⑥障害者の再チャレンジの場所はどこに・・・。
 と訴えられました。まとめの中で、再チャレンジの場所として専攻科も「選択肢のひとつ」とおっしゃってお話を終えられました。今野さんのお話は私たちの心にずっしりと残りました。今後の理事会などでもっともっと心の叫びを聞かせて頂こうと思ったのは私だけではありません。以上、NPO法人化されて最初の専攻科滋賀の会第4回総会の報告でした。
                       理事長 立岡 晄

定時総会後第3回理事会を開催しました

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2012年7月14日 定期理事会を開催しました
メンバーは理事5名、議案としては①「定時総会の反省」、②「今年度方針の具現化」、③「今後の事務局体制に関して」に関して。
■「今年度方針の具現化」に関しては別途7月15日掲載予定記事のスケジュール予定をご参照ください。
■「今後の事務局体制に関して」に関しては1名八日市養護学校の橋本さんにお手伝い戴く予定で、徳田事務局長を側面よりサポートしていただく事になりました。
※Photoは会議風景

第10回 障害青年発達保障研究会開催のお知らせ

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来る8月17日(金)18時30分から恒例の研究会が開催されます。
講師は大阪電気通信大学教授の坂井 清泰先生になります。
まだ人員に余裕がありますので、奮ってご参加くださいませ!!
※参加費はテキスト込みで、1,000円でスポット参加可能です。
於;あゆみ作業所(八日市養護学校隣)
〒527-0087 滋賀県東近江市平田町717-1  Tel 0748-23-6483
http://www16.ocn.ne.jp/~ayumifki/

エコールKOBE(福祉事業型専攻科)の視察報告

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■福祉事業型「専攻科」を視察して
8月1日(水)に専攻科滋賀の会から山田久司、森本創、重田敦、村田紗奈美、立岡晄の5人が新長田駅近くのエコールKOBEの視察に出かけました。
河南勝学園長の案内で1年生(16人)と2年生(14人)の授業を見せて頂きましたが発達障害の人が多く、困難をかかえての実践ですとご苦労の一端を話されました。開校以来、近頃ではようやく落ち着いてきたとのこと。でも中々どうして、元気いっぱい楽しい学びをしておられる生徒の皆さんの姿が印象的でした。
☆エコール神戸→ HP参照「ここをクリックして下さい」 *戻る場合はブラウザのバックボタンを押して下さい。  

■河南学園長と専攻科滋賀の会がめざすものは同じ!
 河南学園長は37年間も障害児教育に打ち込んでこられ、とりわけ進路指導の中で子どもたちは「もっと勉強したい」「お兄ちゃんやお姉ちゃんみたいに大学に行きたい」保護者からは「もっといろいろ体験してから社会に出してやりたい」という切実な願い。そして河南先生自身も「発達がゆっくりだからこそ学校から社会への移行期を、ゆっくりじっくり時間をかけて学び、体験を積み、社会に出ていけたらどんなにいいか」と思われていました。すでに専攻科滋賀の会が3年間にわたり県内養護学校の保護者、教師、作業所へのアンケートを取った結果72%以上が教育期間延長の必要性を求めてるそのねがいを一歩先に実践をされていました。

■エコールKOBE三つの目標
【1】学生自身の学びたいという要求を大切にし、自分たちで話し合い、考え、運営できるような学びの場。
【2】生活体験、社会体験、スポーツや文化の体験を多く取り入れ、豊かな体験を通して青年として、人間として成長できる場。
【3】青年期を生きる彼らが、仲間と共に楽しく協力しあって活動する。そのことを通じて、その後の人生の大きな財産に出来るような場。(学園要覧より)

■学会の動き
ところで、来る10月20日〜21日「日本特別ニーズ教育学会18回大会IN高知」において、学びの作業所のとりくみと課題というテーマでエコールKOBEから河南学園長らがレポート報告をされる情報が入っていますので要注視です。 以上。
※田中良三、全専研会長からの情報→ HP参照「ここをクリックして下さい」 *戻る場合はブラウザのバックボタンを押して下さい。             
                           2012年8月4日(土)  立岡 晄


▲エコール神戸の学生さんの実習(左)と神戸学院大学とのキャンパス交流(右)

☆下段が取材した写真です。写真をクリックすると大きくなります。*戻る場合はブラウザのバックボタンを押して下さい。

▲専攻科滋賀の会メンバーと エコール神戸近隣の「鉄人広場」にて


▲エコール神戸は駅前地下テナントにあります


▲エコール神戸が入っている駅前商店街ビル

【リマインド速報】第11回&第12回 障害青年発達保障研究会開催のお知らせ

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第11回&第12回 障害青年発達保障研究会開催概要を再度お知らせ
いたします!
◎参加費はテキスト込みで、1,000円でスポット参加可能です。
前回迄はあゆみ作業所(八日市養護学校隣)でしたが、今回よりJR近江八幡駅近くの
「サン・ビレッジ近江八幡」に変更しました。
また、お勤めの方、専攻科を希望されている本人さん、ご父兄の方々も出席しやすい
祝日と土曜日の開催になりますので、奮ってご応募戴ければ幸いです。

☆☆☆第11回 第12回の研究会会場です☆☆☆
「サン・ビレッジ近江八幡」会議室
滋賀県近江八幡市鷹飼町40番地
TEL 0748−37−0303
☆JR近江八幡駅東口から徒歩10分です。
(東口-タクシー乗り場・ロータリーがあります)
■■■■■■会場へのアクセスはこちらから■■■■■■
(クリックしてください。ブログに戻る場合はブラウザの戻るボタンを押してください。)

■第11回 2012年9月22日(祝)午後1時半〜約90分
講座・テーマ▶新たな学び舎「エコール神戸」と専攻科の必要性
講師・▶河南 勝先生(福祉事業型「専攻科」エコールKOBE学園長)

◎河南先生ご紹介▶エコール神戸WEBご挨拶◎
(△クリックしてください。ブログに戻る場合はブラウザの戻るボタンを押してください。)

■第12回 2012年10月13日(土)午後1時半〜約90分
講座・テーマ▶障がい児の教育の制度と運動の歴史
講師・▶渡部 明男先生(国立大学法人神戸大学発達科学部・
神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授)

◎渡部先生ご紹介▶神戸大学WEB◎
(△クリックしてください。ブログに戻る場合はブラウザの戻るボタンを押してください。)

※事務局からのお知らせ・・・・・・この第12回を持って1年次講座は終了になります。
2年次の研究課題(Syllabus)は1年次の成果と研究生の興味・関心の方向性を検証、協議の上
策定いたします。

◎問い合わせ窓口→専攻科滋賀の会担当事務局 山田 久視 
☎090-3493-4918 Mail to: senkouka.shiga@gmail.com

第11回障害青年発達保障研究会を終えて

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連続講座9月例会「エコールKOBEの挑戦」
2012年9月22日(祝)午後1時半〜「サン・ビレッジ近江八幡」会議室にて第11回障害青年発達保障研究会が開催されました。講師は兵庫県神戸市の福祉事業型「専攻科」エコールKOBE学園長河南 勝先生です。講座内容をご紹介致します。

■教育年限延長のねがい実現
河南先生は37年間、養護学校の教師として、また進路指導としてご活躍されてきた。私、立岡晄は同じく37年間作業所づくり運動に徹してきた。教師と、作業所職員という持ち場は違ったが、ともに障害児は18才で「働く」という選択肢しかないことに疑問を感じていた。教職を退職された河南先生の夢も私たちのねがいも、この子らに大学の様な所をつくることである。

■三つのK
河南先生は①障害児の学ぶ権利を保障する取り組みという「権利」  ②37年間障害児教育にとりくんできた「継続」  ③子どもと保護者から謙虚に学び職場の仲間と「謙虚」に実践する・・・と三つのKを話された。私たちきょうされんでは①どんな障害の人も発達できる「実践」をつくること  ②作業所づくりは民主的な「経営」組織をつくること  ③地域に打って出る「運動」をめざすこと、である。
今日のお話で、河南先生は教師として長く実践してきた中で、この子らに更に高等部卒業後2〜4年の学ぶ機会を実現さすため「エコールKOBE」(エコール・・・仏語で学校)を立ち上げたこと。その中での学生たちの変化、そして更に年間600人もの視察者が来る背景などが熱く語られた。とりわけ18才で高等部を卒業させられるが就職しても離職率が高く、あと2年間の教育期間延長することで働く心構えもでき、おちついてお仕事に定着する率が上るとのことである。

■全国に広まる「学ぶ作業所」づくり
  本来教育は文科省、教育委員会の管轄であるが、ここが動かないので福祉の制度を利用して「学びの作業所」が広まっている事をパワーポイントの映写で示しながらお話を進められた。福祉の制度、すなわち「自立訓練事業」による専攻科のひろがりは和歌山での取り組みに始まり急速に全国展開の兆しが見え始めているとして、これまでに約15か所が事業展開しているとの報告があった。我が滋賀県内でも来春に向けて開設予定の法人もある。

■第9回全国専攻科研究集会IN神戸は12月1日(土)〜2日(日)
  もっと勉強したいと願う障害児の夢をかなえようと、第9回目の全国研究集会が神戸で開催されるが、この研究集会ではエコールKOBEの河南学園長の記念講演や学生による「エコール新喜劇」などが企画されている。
おひとりでも多くの関係者が参加されますよう今から予定しておいて下さい。

※ 以上、字数制限もあり他は割愛しますが、詳細は「エコールKOBE」のホームページをご参照下さい。▼▼

☆エコール神戸→ HP参照「ここをクリックして下さい」 *戻る場合はブラウザのバックボタンを押して下さい。  

第9回 全国専攻科(特別ニーズ教育)研究集会 in 神戸

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全国専攻科(特別ニーズ教育)研究会では、毎年研究集会を開催しています。9回目となる2012年は、
12月1日、2日兵庫県神戸市にて「エコールKOBE」が主体となり開催予定です。
また、専攻科滋賀の会関係者を対象に、12月1日のホテルをまとめて予約しております。下記ご参照ください。

第9回 全国専攻科(特別ニーズ教育)研究集会 in 神戸


・ 開催日 : 2012年12月1日(土)〜2日(日)

・ 会  場 : 神戸市立地域人材支援センター(旧二葉小学校)
        〒653-0042 兵庫県神戸市長田区二葉町7丁目1-18
■■■■■■アクセスはこちらから■■■■■■
(クリックしてください。ブログに戻る場合はブラウザの戻るボタンを押してください。)
▼会場の外観/内装になります▶


・ 主  催 : 全国専攻科(特別ニーズ教育)研究会 実行委員会
   (大会事務局) エコールKOBE  神戸市長田区大橋町5丁目3-1 アスタプラザイースト地階001号

・ 集会参加費 :
   会員 3,000円   一般 3,500円   大学生 1,500円
   高校・専攻科・青年フォーラム参加者 500円
   (当日参加手続きは500円増 中学生以下は無料)

・ 交流会(12/1、オプション) 3,000円  小学生以下 1,000円

▲写真は滋賀大会での講座風景です
■ プログラム :
  一日目:12月1日(土)
    13:30〜 公開授業
         ・サッカー部の活動(エコールKOBE 吉川史浩先生)
    14:30〜 講義研究会
    15:30〜 全国の青年たちによる青年交流会
    17:00〜 交流会(オプション)

  二日目:12月2日(日)
    9:00〜 受付
    9:30〜 開会
    9:45〜 基調講演
    10:00〜 記念講演
        エコールKOBEの活動と専攻科づくりの意義
         〜エコールKOBE 学園長 河南 勝 先生〜
    11:20〜  舞台発表
          エコール新喜劇 エコールKOBE学生による寸劇です。
          (吉本新喜劇脚本の先生にご指導戴いております)
    13:00〜 *分科会
          ・専攻科の教育実践1・2
          ・専攻科卒業後の生活・就労と学び
          ・専攻科づくり・運動
          ・家族が語る
          *講座
          ・全国オープンカレッジ「青年フォーラム」
    16:00〜 全専研総会(専攻科滋賀の会役員の方は出席下さい)

・申込方法 :
  郵便振替用紙の通信欄に
   1.参加者人数(例:一般1名、専攻科1名など)
   2.参加分科会の番号(例:分科会1-2、フォーラムなど)
   3.12月1日の交流会出欠
  を明記の上、以下の指定振込先に合計額をお振込みください。

   ・郵便振替  口座番号00949−9−245055
   ・口座名   全国専攻科(特別ニーズ教育)研究会
   ・申込締切日 2012年11月22日(木)


・問合せ先 :
   研究集会事務局  エコールKOBE
   〒653-0037 兵庫県神戸市長田区大橋町5丁目3-1
          アスタプラザイースト地階001号
   TEL078-641-9780  FAX078-641-9782

・ホテルの予約に関して:
専攻科滋賀の会関係者では、12月1日のホテルをまとめて予約しております。
現状予約確保ホテルは下記になります。
■カサベライン神戸→会場最寄り駅新長田駅より2駅の神戸駅(新快速停車駅)徒歩10分
■■■■■■ホテル情報とアクセスはこちらから■■■■■■
(クリックしてください。ブログに戻る場合はブラウザの戻るボタンを押してください。)

1名様につき¥7,000(食事無し)
      ¥7,500(朝食付き)
ご希望の方は専攻科滋賀の会受付アドレスsenkouka.shiga@gmail.com WEB事務局までお名前 電話番号 所属 朝食の必要の有無 を添えてメールにて御申込みください。
〆切は11月11日(土)中になりますのでご注意ください。
取扱い会社はトッパントラベルサービス 担当 中村になります。
・・・現在10室予約しておりまして、残り少ないのでお早めに。
☆お支払い方法等に関しては、11月第3週ぐらいに追って詳細ご報告いたします。

第12回障害青年発達保障研究会を終えて

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■第12回障害青年発達保障研究会 
2012年10月13日(土)午後1時半〜約90分
講座・テーマ▶青年期教育の展望と課題
講師・▶渡部 明男先生(国立大学法人神戸大学発達科学部・
神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授)


渡部先生が前に勤務されていた、公立で唯一専攻科を設置している鳥取大付属支援学校の実践を中心に、写真やビデオも使ってわかりやすくお話しされました。トピックスをご紹介いたします。

どのようにして専攻科ができたのか
「学校から社会へ」「子供から大人へ」の移行には、より丁寧な支援が必要と感じていた。全国の専攻科(私学)を訪れ、その必要性をより実感された。
200年:小学部の定数を各学年1減らすことで高等部の専攻科(6名)が設置できた。(2年ほどの準備で文科省は了解し、1名の教員の増員も得た)
専攻科と並行し、NPO法人で作業所やグループホームも運営し、個々にあった移行支援をしている。
▼講座当日の様子①(当会理事長の立岡より冒頭ご挨拶)

どのような実践がされているのか
 一時間を100分単位とし、学習も5領域(くらし、労働、余暇・教養講座、研究ゼミ)にし、じっくりと取り組めるようにした。
青年がその課題に試行錯誤したり仲間と一緒に考えるなど「思案する」ことを大事にしている。

「七転び八起きの自分づくり」
大人は見守りに徹し経験や失敗から学ぶことを大事にする。(例:チャレンジ給食、週1回は学生自身が給食を作る。2,3回目でやっと、まともな給食にありつける)

青年の憧れや自尊心を大事に
題材やテーマで青年の自尊心を刺激し、ボランティアとして地域の祭りに参加するなど大人扱いのなかで、自信や誇りを育てる。研究ゼミ等で新しいことを知る喜びを体感していけるようにしている。
また、「実践創造サイクル」や「自分づくり段階表」など今後の実践に生かしていけることをたくさん紹介していただきました。

講座出席者からの質問概要
☆6人の人から感想や質問が出されました。その中で印象深かった、19才の娘さんを持つお母さんからの質問を紹介します。
Q:▶この3月に高等部を卒業して作業所に行きだしたが、すぐに「なぜ、働かなければあかんの」「私の将来はどうなるの」等々の疑問や悩みが強くなり、現在は作業所には行けていない。この子が「生き生きと暮らし、今日も楽しかったと思える充実した生活をおくらせてあげたい。どうしたらいいか」

A:渡部先生▶ 娘さんの思いは青年期では至極当然のものとして受け止めたい。鳥大の専攻科はそのような人は大歓迎。専攻科の面白いところは憧れや目当てになる「モデル」ができてくる所。
 認知が高い人は親など周りが何を期待しているのかびんびん感じるので自分の思いが出せない。また「自分のできないことがわかるので、その場面になると引いてしまう。」等丁寧に質問に答えていただきました。
▼講座当日の様子②(渡部先生のビデオを挟んだ講義)

研究会終了後、早速お母さんは、来年度から自立訓練事業で「専攻科」を立ち上げる「蒲生の会」の方と話し込んでおられました。文;山田 久視

御礼

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いつも専攻科滋賀の会ブログNEWSをご覧戴きまして有難うございます。
今月このブログNEWS来訪者が20,000人(累計)を突破しました。
更新ならびにアップが定期的ではなく、申し訳ございません。
今後はもう少し更新頻度をあげたいと思います。
今後とも引き続きご支援賜りますよう宜しく御願い致します。  2012年11月11日 WEB事務局

第9回 全国専攻科(特別ニーズ教育)研究集会 in 神戸に参加しました

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■12月1日から2日間 兵庫県神戸市長田の神戸市立地域人材支援センター(旧二葉小学校)で開催されました。
専攻科滋賀の会からも役員他8名が出席/参加しました。レポート形式でご紹介いたします。

●12月1日(土)大会一日目
実技演習から始まり、全国の専攻科学生の仲間達による発表会が盛大に行われました。夜は宴会もあり全国の関係者間の親睦の輪ができました。

▲午後1時半〜 開会はエコール神戸学生の皆でサッカーの実技演習

▲午後2時半〜 サッカー実技を終えて


▲午後3時〜 全国の参加された学生達による発表会

▲@夜の懇親会1 夜はエコールのご父兄によるおもてなしで懇親会も開催

▲@夜の懇親会2 我らが滋賀の会メンバー、真依さんの自己PRです!

▲@夜の懇親会3 エコール関係者によるハンドベルでのおもてなし

●12月2日(日)大会二日目
【挨拶】
株式会社WAPコーポレーション岡本代表取締役の開会のあいさつに続き、兵庫県健康福祉部障害福祉局長からは、「障害青年の教育機会の拡充に向けて私たちの取り組みに期待している」という内容の来賓あいさつがありました。

【基調報告】 
全国専攻科研究会会長である田中良三愛知県立大学教授より「専攻科づくりの運動の持続性と今後の課題」と題しての基調報告がおこなわれました。

1969年に宮城県の「いずみ養護学校」で始まった特別支援学校専攻科の取り組みは、現在全国で9カ所の特別支援学校と3カ所の高等学校や高等専修学校等で設置されており、近年では福祉型専攻科(学びの作業所)が全国的に広がってきています。そのような中で、昨年エコール神戸がスタートしました。この全国研究集会は今年で9年目を迎えましたが、これまでの実践の中で、この取り組みが障害青年の人間的成長と自立のために重要であることが明らかとなってきています。そして、私たちの目指しているものは次の5つです。 
・教育年限の延長
・青年期教育の充実
・社会参加に向けたトラジッション
・生涯の学びに向けた準備教育
・大学教育への展望

【記念講演】
先日神戸マラソンを完走したという、昨年誕生したばかりのエコール神戸の河南学園長から「エコール神戸の活動と専攻科づくりの意義」と題しての記念講演がおこなわれました。

河南氏は1979年阪神養護学校に赴任しましたが、阪神養護学校では「障害児教育に上限はあっても下限はない」というスローガンのもと、すべての障害児への教育権保障をめざしてきましたが、高等部の入学試験で不合格者を出したことを契機に、希望者全入運動を市民運動「ひゅうまんぼいす」として全県的に広げてこられました。河南氏は退職まで一貫して特別支援教育に取り組んでこられ、最後の4年間は特別支援学校で進路指導をしてこられましたが、卒業後に就職できるのは4分の1程度であり、また短期間でリタイヤする卒業生も多いという経験の中で、エコール神戸を立ち上げられました。本来ならば高等部専攻科がもっと必要なのですが、なかなか高等部専攻科が広がらない理由としては、全国の養護学校の希望者が多く、ハードソフト両面で余裕がないことがあり、そのため障害者自立支援法の自律訓練事業による「エコール神戸」を始められました。
エコール神戸はJR新長田の駅前のビルの地下にあり、定員30名で、職員の配置基準は6対1ですがそれよりもはるかに多くの職員を配置しているとのことでした。

療育手帳を持っていることが条件で、Aの手帳所持者は3名で他はBの手帳を所持しています。「エコール神戸」では主体的に学ぶことを重視しており、自主講座で自分の学びたいことを学んでいます。研究ゼミのテーマは(ビートルズ・沖縄・ハリーポッターなど)自由であり、自分でテーマを選ぶため意欲的に取り組むことができます。調理実習では、献立から買い物・調理までを行います。就労選択では、クッキー作り・ハーブ石鹸づくり・パソコン・紙すき・レザークラフトなどに取り組んでいます。豊かな体験(生活体験・社会体験)では、銀行口座を開設し自分で学園費用をATМで振り込んでおり、外食体験では、いろいろなレストランを調査して、みんなで話し合って外食先を決めています。その他、神戸学院大学や神戸大学で講義を受けたり、学生と交流をしたりしています。

オータムキャンプでは、ツリーイングや登山に取り組んだり、吉本新喜劇の放送作家である砂川氏の指導のもと「エコール新喜劇」にも取り組んだりしています。学生自治会では、役員選挙で選挙人名簿を作成するなど、国政選挙並みに厳正に行っています。近くのボーリングやカラオケなどの社会資源も積極的に活用しています。これらの活動を通して青年たちは次のような変化がありました。
・さまざまな活動を通じて生活の幅を広げ、ごく普通の青年の生活を楽しんでいる。

・青年期らしい本物の体験を通して得る達成感と自信
・内面のゆたかな育ち(人格発達の事実)
 相手の気持ちを理解してお互いの個性を認め合う
・集団の中でこそ個々の育ちが実現する
 大きな問題に直面した時、みんなで何度も話し合うことによって、問題をのり越えることができる。

○今後の課題
・進路指導
 あせらず、じっくりと自分で進路を選択する。今年度就職者はないが、就職したいという気持ちは育っている。
・青年が集う居場所(働く場・生活の場・余暇の場)をつくる。
○専攻科づくりの意義と課題
・学びの場の拡大、急速な広がり
 自立訓練事業による事業所の全国的広がりの背景として、青年自身の中の「もっと学びたい」という潜在的ニーズや保護者の意識の変化があります。
・高等部教育と対立するのではなく連携して発展させることが大切です。
・発達の主人公は青年学生自身です。主体的に学ぶこと、自分で考えて決めることを大切にしましょう。 
・長く働き続ける力をつける力をつけることが大切です
 企業が求めるのはハードスキルではなくソフトスキルです
・教育行政の枠の中で学びの場を広げる展望をもちましょう
・大学教育への門戸を広げる実践をすすめましょう

最後に一言「青年も私たちも夢と希望をもってチャレンジを」

【エコール新喜劇】「鉄人ホテルでメリークリスマス」
 「エコール神戸」で授業でも取り組まれている新喜劇が、学生・教職員総出演でおこなわれ、最後に脚本家の砂川氏からの挨拶と解説もありました。

内容はクリスマスを迎えた鉄人ホテルで繰り広げられるホテルスタッフと様々な怪しげな客たちのドタバタ人情喜劇。河南学園長と岡本社長をはじめ教職員たちも特別出演し迷演技を披露し、会場は個性あふれるエコール神戸学生たちのパフォーマンスに笑いの渦に包まれました。



【分科会1―1】「専攻科の教育実践1」
「自分を出し、折り合いをつける力を育む」(和歌山・きのかわ福祉会シャイン)
 シャイン利用者10名支援員2名、部屋は2室
 シャインは、自分に自信を持ち、主体的に社会生活を送るための準備期間
利用者の語るシャインとは
・学校で分からなかった事を教えてくれる
・出身学校や経歴を超えて友達になれる
・自分でいろいろと計画を立てて活動する
・仕事の勉強ができる
・楽しい
・生活に役立つことを教えてくれる
・言いたいことが言える
 利用者が大好きな調理実習は近くの施設を借りて、少人数グループで行い4〜5人分を作ります。
 卒業後の進路先は2名が一般就労しました。実習など就労に向けた取り組みは積極的にはしていませんが、同一法人の関連事業所と連携する中で支援をしています。しかし一方では、シャインからすぐに就労するのではなく、就労移行事業を利用した方が良いかどうかという議論もあります。
「カレッジ福岡の教育実践と今後の課題」(カレッジ福岡 長谷川学院長)
 5階建てビルの2階部分150坪
 学生5名のうち1名は専門学校に進学、1名は離島留学。現在3名。来年度5名新入学予定で、新たに「カレッジ長崎」も開校予定です。株式会社パートナー来夢が運営しており、同社が運営するケアホーム等の利用もできます。「カレッジ福岡」では開校前から、職員が手分けして全国の専攻科を視察し研究するなどされており、授業カリキュラムも非常に良くできています。したがって、これから同様の取り組みを始めるところの手本となると思われます。教職員もほとんどが国立大学の教育学部などで特別支援学校の教員免許を取得しており、特別支援教育の延長充実を意識したものとなっています。カレッジ福岡では、学生の興味関心を生かし、日常生活に基づいたさまざまな取り組みを通して、確実に社会人として成長している学生たちの姿が報告されました。最後に、学生一人ひとりがカレッジ福岡での学びを通して、学ぶ喜びを感じ始めているという長谷川氏の発言が印象的でした。
「スポーツにも青年らしさを」(聖母の家学園高等部専攻科)
療育手帳Aの所持者が7割余り
グラウンドも体育館もプールもない環境のため、積極的に社会資源を活用しながら、子どもたちはスポーツの楽しさを実感しています。その他、専攻科学生の個性的な自由研究の紹介がありました。
また、この分科会では、特別報告として藤本滋賀大学名誉教授より、付属養護学校長時代の教え子が49歳になった現在まで、毎日ファックスでのやり取りを通して、彼の成長を支えてこられた取り組みとともに、障害青年教育の今後の展望を語られました。

最後に分科会のまとめとして渡部昭男神戸大学教授より、当面は教育制度の高等部専攻科と福祉制度の福祉事業型専攻科とのハイブリッド方式で、障害青年の二重の移行支援をすすめる必要があること、特に福祉制度の活用としては、現在全国に多数ある生活介護事業所の内容を発展させ、重度障害者の学びの場を拡大するとともに教育権保障を目指した専攻科の取り組みに合流することも重要であることの確認がおこなわれました。この分科会には、私の他今後福祉事業型専攻科を始める予定である滋賀県内の複数の法人職員も参加しており、滋賀県においても急速に私たちの取り組みが広がりつつあることを実感しました。
        (NPO法人「専攻科滋賀の会」副理事長)森本 創



☆☆今年の神戸ルミナリエ☆☆

念頭ご挨拶

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〜県民の熱い願いの実現が私たちの原点です〜

2013(平成25)年の新年にあたりご挨拶を申し上げます。
専攻科滋賀の会は2007年に県内全ての高等部養護学校保護者、08年に養護学校全教職員、09年に作業所職員にそれぞれ専攻科は必要か、必要である場合その年限はどうか? という実に壮大なアンケート調査を行いました。その結果、三者とも養護学校高等部卒業後の教育期間延長は2年、3年、4年・・・必要との答えが何と80%あり、驚くとともに、専攻科(障害児の短大、大学)設置の実現に向けた運動責任の重さを痛感しました。

アンケートの他、ウェブ上の書き込みも多くあり、その一例を下記紹介します。
〜 記 〜
『健常児は普通12年で高校卒業になり社会に出ていけますが、障害児はなかなか難しいのが現状で、仕方なく18才になれば出ていかざるを得ません。やはり通常の発達より時間がかかることを考えるなら、あと2年でも少しは違ってくるのではないかと感じます。だから専攻科が必要なのです。』(保護者)

『健常の子どもたちが大学へ進学するのが当たり前の時代に障害をもった子どもたちも社会に出るための準備期間は必要です』(教員)

『1対1の対応は学校では可能ですが多くの支援施設ではぜったい無理です。人に関われる力を養っておくこと。集団として活動できる力を養っておくことが大切ではないかと思います。そんな力を専攻科で付けてもらえると良いのではないか。』(18才で卒業して受け入れる側の作業所職員)

など、上記共通の想いとして「障害があるからこそ教育期間をあと2〜4年延長するべき」と説得力のある書き込みが多くありました。
こうした切実な願いを聞き取った専攻科滋賀の会は昨年1月にNPO法人を取得、登記し早期に専攻科実現をめざした取り組みを全国の仲間たちとも連携しながら着実に歩んできております。
本来は教育委員会で養護学校卒業後の専攻科を設置すべきですが、我々は一向に動きの無い教育委員会を待っておられずにおります。一方、今春には滋賀県内の福祉現場から「学びの作業所」が2か所誕生する予定があります。こうした動きに対して専攻科滋賀の会としても支援をしていく方向です。 
アンケート調査実施以降、このところ障害児の教育期間延長の動きの手ごたえは着実に出始めています。専攻科滋賀の会はこの一年、更に全国の仲間たちとも手を結び、「願い実現」に向け努力していく決意です。今年もご支援の程をよろしくお願い申し上げご挨拶とさせて戴きます。        
2013年1月1日(火)NPO法人 専攻科滋賀の会理事長 立岡 晄・役員一同


「専攻科滋賀の会」入会受付中です
◇◆◇◆◇◆◇お申し込み方法◆◇◆◇◆◇◆◇
■─1、※インターネットでのお申し込み▷(クリックしてください)───────────────■
ここをクリックして入力下さい
※もとの画面に戻る際は、ブラウザ上の「◀戻るボタン」で戻って下さい。
※入力完了でメッセージ欄に「正常に送信が完了しました。」と表示されれば受付完了になります。
■入力欄にある氏名・メールアドレス・年齢・性別・住所・電話番号を記載ボックス欄に入力お願い致します。
受信後事務局よりご通知させていただきます。
※インターネットでの申込は動作環境上パソコンからの受付のみになりますのでご了承下さいませ。

■─2、FAXでのお申し込み────────────────────────────────────■
事務局:きょうされん滋賀支部「専攻科 滋賀の会」事務局迄ご連絡ください。
・書式はありませんので、氏名・メールアドレス・年齢・性別・住所・電話番号を記載戴き
お手数ですが下記送付のほどお願い致します。
受信後事務局よりご通知させていただきます。
ファックス送付先▶No.0 7 4 8 − 4 6 − 5 5 2 9

*お間違えのないよう、ご注意下さいませ

■─3、郵送でのお申し込み────────────────────────────────────■
NPO法人[専攻科 滋賀の会]事務局  立岡 晄(たておか あきら)宅
住所:東近江市五個荘木流町372−1
・書式はありませんので、氏名・メールアドレス・年齢・性別・住所・電話番号を記載戴き
お手数ですが上記住所迄郵送のほどお願い致します。受領後事務局よりご通知させていただきます。


☆ご質問、ご連絡等はメールアドレス=senkouka.shiga@gmail.com までお願いいたします。

NEWS!! 3月2日(土)サンデー専攻科開催のお知らせ

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学習会のお知らせ

NPO法人 障害青年の教育をさらに ( 専攻科などを ) 保障する滋賀の会・主催 《2013年サンデー専攻科》開催のお知らせ

【もっとしりたい、やってみたい】・・・今回は社会科と家庭科「食料を考える」 です。皆さんの食べ物が輸入されているものが多いという学び(=社会科)とクッキー作りの実習をします(=家庭科)

このたび、恒例の滋賀専攻科ミニ・カレッジ「サンデー専攻科」を下記の日程で開催いたします。
ぜひ、青年の仲間たち、小さいお子さんを含め、親子でお気軽に参加してくださりますよう宜しくお願いいたします。
また、 講座でボランティア ( スタッフ ) として協力してくださる方も求めています。前年同様、何とぞご参加・ご協力賜りますよう、よろしくお願いします。 【御申込みは下段御申込み概要をご参照ください】


────────↓お申し込みは簡単です!お気軽にどうぞ↓ ─────────■


 ◆◇◆◇◆◇◆◇お申し込み方法◆◇◆◇◆◇◆◇

1、WEBでの申込
上記参加御申込/各種お問合せは
▽ここからどうぞ(メールにて下記記載事項明記の上お申し込み下さい。お待ちしております!)▽
 e-mail= senkouka.shiga@gmail.com
または。。
ここをクリックしてください。参加に関しての入力フォームにジャンプします!
※終了後ブラウザ上の戻るボタンを押して下さい。
※年会費1,000円という表示がありますが、サンデー専攻科の申込みは「無料」です。
◎参加お申し込みと講座ボランティア ( スタッフ ) への申し込み
以上、参加/お申し込み種別をコメントで記載願います。
◎ご記載事項▶お名前 /住所 /ご連絡☎ /会員・非会員 /学年または年齢/送迎希望の有・無【電車で来所の方は最寄り駅のJR草津線甲西駅迄お迎えに参りますが、その他も対応可能ですので適宜ご相談下さい。】の基本情報をお手間おかけしますが入力お願いいたます。
会員入会のお申込も兼ねており、会員料金の記載はありますが、講座お申し込みは無料ですのでご安心くださいませ。またご参加される方は当日必要な三角巾(さんかくきん)・マスク・エプロンをご持参ください。

2、FAXでも連絡が可能です
事務局:きょうされん滋賀支部宛「専攻科 滋賀の会」事務局 迄ご連絡ください。
▼下段がファックス用紙になります(同じ内容をご記載の上送付ください)▼

ファックスNo.0 7 4 8 − 4 6 − 5 5 2 9 ←お間違えのないように。。
■─────────────────────────────────────■
障害青年の教育をさらに ( 専攻科などを ) 保障する滋賀の会
[専攻科 滋賀の会]事務局  立岡 晄(たておか あきら)宅
住所:東近江市五個荘木流町372−1 ☎0748-48-6043
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3、会場の「さぼてん」のご紹介


わらわらタウンニュース【エコールKOBE】

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わらわらタウンニュース【エコールKOBE】
当会と連携している神戸市長田区のエコール神戸学園長の河南先生がコミュニティーテレビに出演しました!
専攻科の必要性について熱く語られております。下記、画像をクリックしてください。

学びの作業所/情報交流会開催のご案内

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学びの作業所(障害者自立支援法自立訓練事業)に関する情報交流会開催のご案内
 皆様の障害者福祉や障害児教育向上のためのご奮闘に、心より敬意を表します。
さて、振り返りますと戦後34年も経った1979年の養護学校義務化まで、重い知的障害のある子どもたちは就学猶予・就学免除という名の下で、義務教育を受けることができませんでした。1946年に近江学園を設立した糸賀一雄は、もっとも障害の重い重症心身障害児への実践を通して、すべての子どもたちの中に発達の可能性を見出すとともに、それを開花させるための教育の必要性を訴え、自らの命をかけて「この子らを世の光に」と社会に問い続けました。
 そして現在滋賀県では、どんなに重い障害があっても希望すれば18歳まで学校教育を受けることができるようになりました。このように、県内すべての特別支援学校に高等部が設置されており、希望者全員の教育権を保障している点において、本県は全国的にもすすんでいるといえます。しかし、大学・短期大学や専門学校への進学率が過半数を大きく上回っている昨今にあって、ほとんどの知的障害児たちは18歳で就労を目指さなければなりません。また、そのことによって学校教育の中身が本来の目的からそれてしまう危険性があることや、卒業後の就労定着率が低いことの要因となっているとの指摘もあります。
 そこで私たちは、昨年1月に障害青年たちの教育のさらなる充実を目指して、NPO法人「障害青年の教育をさらに保障する(専攻科)滋賀の会」を発足させました。「専攻科滋賀の会」ではこれまで、知的障害児の保護者、特別支援学校教員、作業所職員を対象として全県的なアンケート調査を実施し、そのニーズの高さを明らかとするとともに、さまざまな活動をおこなってきました。また最近では、高い県民ニーズを受けて、新たに障害者自立支援法自立訓練事業による学びの作業所を新設したり、計画したりする動きが活発となってきています。そこで、このような事業所の皆様にお集まりいただき、下記のとおり情報交流をおこなうとともに、今後の滋賀の障害児・者福祉の展望について語り合いたいと思います。年度末で何かとお忙しいとは存じますが、是非ともご参加下さいますようお願いいたします。
                    NPO法人「専攻科滋賀の会」理事長 立岡 晄

【日 時】平成25年3月23日(土)10:00〜12:00
【場 所】ウィングプラザ4階研修室(JR栗東駅東口より徒歩1分、アルプラザ向かい)
     *立体駐車場あります、駐車券をお持ちいただくと4時間まで無料になります。
     ☆会議場は変更になる事があります。
【内 容】
1.「専攻科滋賀の会」理事長挨拶
2.障害青年の教育を充実させることの意義と課題
3.滋賀県における学びの作業所の現状と展望
4.学びの作業所(障害者自立支援法自立訓練事業)の取り組み報告
5.意見交換
6.まとめ
 *会場の都合上、事前に下記のファックス参加票にて出欠の連絡をお願いいたします。

【問い合わせ先】「専攻科滋賀の会」理事長 立岡 晄 (携帯090-1075-0962)

────────↓お申し込みは簡単です!お気軽にどうぞ↓ ─────────■


 ◆◇◆◇◆◇◆◇お申し込み方法◆◇◆◇◆◇◆◇

① WEBでの申込
上記参加御申込/各種お問合せは
▽下記メールアドレス迄下記記載事項をコピーする等して送信お待ちしております!▽
 e-mail= senkouka.shiga@gmail.com

情報交流会に( ) 名出席します
       ( )欠席します
出欠にかかわらず、下記の質問にご回答下さい。
1.自立訓練事業について(  )現在実施している
            (  )具体的に計画中である
            (  )今後検討していきたい
            (  )現在のところ計画はない
2.実施中および計画中のところはその内容について、その他のところは自立訓練事業についての質問や意見をご記入下さい。
 *内容自由記載

事業所名(               )代表者名(            )
連絡先 TEL(             ) FAX(             )
上記お手間おかけしますが同様の内容を事務局宛にメール送付お願いいたます。

2、FAXでも連絡が可能です
事務局:きょうされん滋賀支部宛「専攻科 滋賀の会」事務局 迄ご連絡ください。
▼下段がファックス用紙になります(同じ内容をご記載の上送付ください)▼

ファックスNo.0 7 4 8 − 4 6 − 5 5 2 9 ←お間違えのないように。。
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障害青年の教育をさらに ( 専攻科などを ) 保障する滋賀の会
[専攻科 滋賀の会]事務局  立岡 晄(たておか あきら)宅
住所:東近江市五個荘木流町372−1 ☎0748-48-6043
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サンデー専攻科inさぼてん 開催しました!

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【専攻科滋賀の会 活動報告】
去る3月2日に今年最初のサンデー専攻科が、滋賀県湖南市のさぼてんさんの施設をお借りして開催しました。
この「サンデー専攻科」という取組みは一昨年から定期的に開催されてました、特別支援学校や卒後の青年・仲間たちを集めた「まなびの場」を創る実証活動です。
当日は時折吹雪いたりする寒い日でしたが、開催場所のさぼてんさんは昨年開所された新しい施設で中はとめも暖かく、グループホーム、特別支援学校高等部学生をはじめ総勢15名の参加者が集い賑わいました。

■1時間目は社会科・家庭科をおりまぜた生涯学習教育「食料を考える」を福村講師のもとで学びました。

写真はカレーライスの国産、輸入の構成比を示したものです。このように福村先生がマイクロソフトのパワーポイントを駆使し、非常にわかりやすく学生の皆さんは講義に集中できたと思います。

■2時間目は餃子の調理です。1時間目の「食料を考える」を念頭に、3つのグループに別れての調理実習です。餃子をつくるには、豚肉、生姜、ニラを始めさまざまな食材が必要ですが、殆どが原産国が輸入にたよっている事がわかりました。肥料も含め国内需給率はなんと15%!しかありませんでした。
まずは、仕込みです。2人でチカラを合わせないとうまくできませんが、オートカッター調理器は非常に便利でした。

みんなでチカラを合わせての調理。これも協同学習ですね。写真にはありませんが、餃子をサンウィッチする調理器もあり、これも便利でした。

最後は皆でおいしく餃子を焼いて沢山食べました!皆で一緒に作った餃子はスタッフの私も嬉しく、美味しく最高でした!!

所感としては、教材は用いず全てパソコンによってのグループ協同学習で「ともに学ぶ」環境ができたのは非常に良かったと思います。特別支援教育ではICT機器が有効という事は、2009年からの総務省フューチャースクール「魔法のプロジェクト」で実証できていたように、今後専攻科滋賀の会ではICT機器を用い、この場で効果的に用いていこうと考えております。
次回乞うご期待!

この記事に関してのご意見・ご感想はsenkouka.shiga@gmail.comまでメール戴ければ幸甚でございます。

学びの作業所/情報交流会開催後のレポートです!

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3月23日に栗東市にて開催しました!

滋賀県内、大阪からも作業所に携わる方々にお集り戴きまして、第一回情報交流会が開催されました。
ご参加関係者の皆様におかれましては、年度末のご多忙のところご足労戴きまして本当に有難う御座いました。

我々、専攻科滋賀の会としても、皆様方から忌憚のない意見、アドバイス等をお聞かせ戴き、今後の活動・実践の参考になりました。
今後もこの交流会を継続し、皆様方の活動と常に協業にできればと考えております。どうぞ宜しく御願い致します。


当会より当日交流会を終えて下記所感を申し上げます。

学びの作業所に関する「情報交流会」のご挨拶

学びの作業所「障害者自立支援法自立訓練事業」に関する情報交流会にご参加の皆さんの感受性の豊かさと先駆性に敬意を表します。

NPO法人専攻科滋賀の会を代表して本日ご参加の皆さんに歓迎のごあいさつをかねて下記5点ポイントを申しあげます。

1)私たち「専攻科滋賀の会」は知的障害などのある子どもたちが養護学校高等部18才で教育打ち切りではなく、この子どもたちこそ18才以後、2〜4年学べる教育期間を保障すべきと考え、3年がかりで滋賀県内の養護学校高等部の保護者、養護学校の教師、きょうされん滋賀の事業所へのアンケート調査をしたところ、いずれも72%以上が教育期間を2〜4年間伸ばすべきという強い願いがあることが明確になりました。これは障害者分野における新たな滋賀県民の願いであり、その願い実現をめざしての運動を展開してきています。

2)私たち「専攻科滋賀の会」は2009(平成21)年7月に設立総会を開きその後精力的に活動を展開してきています。この間、滋賀県内の障害児の保護者を筆頭に、養護学校の教師、作業所や福祉施設の職員、大学の先生など8名を理事に、監事には元県職員など幅広い分野から人材を選出し、2012(平成24)年1月に「専攻科滋賀の会」をNPO法人化させ、行政とタイアップできる法人認可組織に発展させてきています。こうした広がりの中、昨年の第46回全障研広島大会の基調報告には「もっとゆっくり学びたい」との願いに応えた専攻科設置運動の中から、教育以外の制度を使っての学びの場が各地に広がっています・・・。と専攻科の必要性が初めて書きこまれました。

3)私たち「専攻科滋賀の会」は2004(平成16)年11月に愛知県立大学の田中良三教授らによって立ち上げられた「全国専攻科研究会」に加盟し、全国の仲間と共に動き始めたばかりの専攻科づくり運動に全国と連携して活動を展開しています。その「全国専攻科研究科」は毎年12月に全国大会を各県持ち回りで開催していますが、2010(平成22)年12月12日には滋賀県での第7回大会を開催し、北海道から九州まで過去最高の326人の参加で成功さすことも出来ました。参加された方もあろうかと思いますが、昨年は神戸大会でした。そして今年12月には九州福岡で開催予定されていますのでHPなど見ておいて下さい。

4)私たち「専攻科滋賀の会」は毎年の総会でその年のまとめと新年度の事業方針を決めますが、年間を通して、調査活動、連続学習会、全国大会参加、事業所訪問懇談会、サンデー専攻科として絵手紙やお料理教室の開催、ホームページでの広報活動、会報の発行、その他県教育委員会・障害福祉課など行政訪問活動の他、全国に向けて専攻科滋賀の会会員拡大(会費年間1,000円で会員には会報の提供)など旺盛に運動を展開しています。この機会に会員に登録下されば情報が行きわたり各地での運動に弾みがつきますのでよろしくお願いします。


5)私たち「専攻科滋賀の会」では今日、福祉サイドから広まりを見せ始めている「学びの作業所」について情報交流会を開催する事になりました。ご多忙中、熱心にご参加された「さつき作業所の宮地さん」「共生シンフォニ―の中崎さん、笹川さん」「障滋協の角さん」「ノエルぽかぽかの片岡さん」「大阪の?きるとさんから堀部さん、宮成さん、伴さん」、ご遠方ありがとうございます。なお、今日は行きたいが都合悪く不参加のところや、近々に考えているという作業所も多くあるとのことです。私たちとしては今日の情報交流会を更に2回、3回と積み上げたいと考えています。もちろん今日参加された皆さんにもご案内させていただきますのでよろしくお願いします。 

以上、色々と申し上げましたが今日の交流会大いに学び合いたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。


  2013年3月23日(土)栗東ウイングプラザ4F 立岡 晄

全専研田中会長の記事です!

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我が、田中良三先生が中日新聞社より取材を受けました。記事をシェアします。▼ご参照ください。


元県立大教授 田中さん 乳幼児、学齢、青年期…連携を


▲設置した研究所の看板を紹介する田中さん=春日井市梅ケ坪町で


 発達障害児のための学校づくりに力を注いできた愛知県春日井市関田町の元愛知県立大教授、田中良三さん(66)が「あいち発達障がい研究所」を同市梅ケ坪町に開設した。4月には「人生に生きがいと輝きを」と題した最初のフォーラムを市内で実施。「障害児教育に携わる人をつなぎ、障害者が安心して生きられる社会を目指したい」と話す。(蓮野亜耶)

 田中さんは大学で障害児教育を教えながら、1990年に発達障害児のために5年制の見晴台学園を名古屋市に設立。春日井市でも障害者自立支援施設の設立に協力するなど長年、障害児教育の現場に関わってきた。

 活動する中で気になったのは、障害児の支援活動が乳幼児期、学齢期、青年期など人生の各段階ごとに切り離され、分断されていた点。研究者による発表の場でも、分野ごとに専門家が集まって事例報告をすることが多く、交流の機会が少ないと感じていた。

 「それぞれの現場では一生懸命やっても、連携がなければ一生を通じた支援はできない」。幼稚園も小中学校も高校も手を取り合って協力することが大切だとして、今年3月の退職を機に、自分が現場の結び目になれればとアパートの一室に研究所を開いた。

 活動の中心は年4回のフォーラム。毎回、「就労」や「生きがい」など長期的視野、多様な立場で参加できるテーマを決め、従来、共通の場に集まらなかった幼稚園や高校などさまざまな現場での取り組みを紹介。交流会にも力を入れ、意見や互いの活動内容を語り合う場を設ける。

 大学の研究室から移した数百冊の学術書や論文なども貸し出し、日本特殊教育学会などから、最新の研究動向も提供する。

 田中さんは「連携が密になれば、地域ぐるみによる支援が進む。そのために、これからの人生を費やしたい」と意気込む。

 第1回のフォーラムは4月20日午後1時半から、春日井市浅山町の市総合福祉センターで開催。見晴台学園長の藪一之さんらが取り組みを紹介する。参加費500円、申し込み不要。問い合わせは田中さん=電090(1561)5569=へ。

中日新聞CHUNICHI・WEBより

お知らせ「第1回専攻科講演会in福岡」が開催されます!

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来る6月1日に当会と連携させて戴いているカレッジ福岡さん主催で
「第1回専攻科講演会in福岡」が行われます。

今年12月の全国専攻科研究会in福岡のプレイベントにもなっており、
前全専研委員長の田中良三先生が講師です。
お時間のつく方、この機会に研究を深められる方は奮ってお申し込み下さい!
御申込み〆切は〆切は5月27日(月)です。

上記内容で記載宛先迄ファックス戴くか、福岡事務局college_fuku_oka@yahoo.co.jp または専攻科滋賀の会 senkouka.shiga@gmail.com
迄ファックス内容と同じ内容をメールで送付戴きますようお願い致します。
7月、8月にも当会同様講演会を継続的に行われるようです。
「第1回専攻科講演会in福岡」、皆様のご応募お待ちしております!!
☆ご参考-カレッジ福岡ブログです
※上記文字をクリック戴くとブログにジャンプし、元のページに戻る場合はブラウザの戻るボタンを押して下さい。

専攻科滋賀の会 第5回総会&記念講演会開催のお知らせ

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                                          近江学園初代学園長 糸賀一雄氏
総会&記念講演会開催に関して

毎年恒例の5回目の当会総会が開催されます。当会会員の皆さまは勿論、滋賀県内外の障がい教育、作業所等に携わるご関係者様は記念講演も開催されますので、是非ご参集戴き忌憚のないご意見を戴ければ幸甚でございます。どうぞ宜しくお願い致します。

■日時-2013年7月6日(土曜日)午後1時開場:午後1時30分開始〜午後4時終了予定
〜概要〜
1)第4回総会/活動のご報告/今年度の活動方針(計画)案 
 ・・・・・専攻科 滋賀の会 会長 立岡 晄(たておか あきら)
(約10分休憩)
2)記念講演----糸賀一雄生誕100年を迎えるにあたって「この子らを世の光にー糸賀一雄のラストメッセージの意味を考えるー」
 ・・・・・滋賀県立近江学園 専門員 森本 創(もりもと つぐる)氏
(約15分質疑応答)※講演概要は下記ご参照ください。
3)終了・閉会のごあいさつ他
※議題内容、順は変更する事があります。
■場所-栗東市ウィングプラザ4階研修室(JR栗東駅東口・アルプラザ栗東向い)
・住所: 〒520-3031 滋賀県栗東市綣2丁目4−5
・電話:077-552-3066
※徒歩の方:JR栗東駅東口より歩道橋徒歩3分ウィングプラザ入り口傍のエレベーターで4階迄お越しください。
※お車の方:名神高速道路 栗東インター降りて草津方面出口へ→国道1号線上鈎交差点を北へ約10分JR栗東駅方面へ。
◎ウィングプラザ内で駐車場があります。駐車券を持ってきて戴ければ4階研修室と同じフロアの事務室で割引(無料)になります。


会からのメッセージ

■ご挨拶

〜ともに学びあう喜びを全ての子ども・青年に〜

1960年代から70年代の障がい児の不就学をなくす運動は、1979年度「養護学校教育の義務制実施」を実現させました。
この障がい児の最初の教育権保証運動を土台に、1980年代から90年代にかけて、希望する障がい児に18歳までの高等部教育をめざす運動が繰り広げられました。
そして、21世紀の今日、私たちはこの第二の教育権保障運動の上に、さらに「高等部卒業後の専攻科教育(2年以上)の教育保障」をめざしての運動に取り組んでおります。
そして今年はNPO法人格を取得し公の立場としての活動する事になり2年目、今年は学びの作業所が複数開所しており、次年度に向けても更に開設が増える予定です。いよいよ滋賀県内各地で「専攻科創設」に向け支援活動が拡大しつつあります。
是非とも多くの皆様に、上記第5回総会・講演会へのご参加と今後の私たちの運動への協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
・・・・・・・・・・・・・・専攻科 滋賀の会 会長 立岡 晄(たておか あきら)

〜NPO法人「専攻科滋賀の会」主な活動〜 (抜粋)
・2009(H21)年 7月11日 専攻科滋賀の会結成
・2009(H21)年 7月25日 嘉田滋賀県知事と懇談会
・2010(H22)年12月12日 第7回全国専攻科研究集会IN滋賀大会を開催
・2011(H22)年11月〜  2年間にわたり「障害青年の発達保障講座」開催
・2011(H23)年12月10日 第8回全国専攻科研究集会IN愛知(2日間)
・2011(H23)年12月27日 専攻科滋賀の会NPO法人取得
・2012(H24)年 6月23日 専攻科滋賀の会第4回総会開催
・2012(H24)年12月1日 第9回全国専攻科研究集会IN神戸(2日間)
・2013(H25)年 1月末日 ニュース第9号発刊
・2013(H25)年 3月 2日 サンデー専攻科INさぼてん開催(社会科・家庭科)
             ※3年間にわたり継続開催
・2013(H25)年 3月23日 学びの作業所・情報交流会開催(※好評につき継続開催予定)
・2013(H25)年 7月 6日 H25年度総会の予定日(ご参加お願いします!)

■記念講演タイトル:糸賀一雄生誕100年を迎えるにあたって『この子らを世の光に―糸賀一雄のラストメッセージの意味を考える―』
〜糸賀一雄の『発達保障』思想と専攻科教育の意義〜
(テーマ趣旨)
 知的障害児の父といわれた糸賀一雄(1914年〜1968年)は、2014年3月生誕100年を迎えます。糸賀一雄は、田村一二や池田太郎らと力を合わせ、戦後の混乱期の中、社会から放置された知的障害児と戦災孤児たちが共に生活し、心をひらく場として、近江学園を創設しました。常に子どもたちに共感し、一緒に歩んだ彼らの思想と実践は、日本の障害福祉を切り開き、多くの教育・福祉現場で受け継がれています。糸賀が「この子らを世の光に」という言葉で表現した「発達保障」思想は、日本の代表的福祉思想のひとつであると共に、世界の人々に伝えていくべき国際的にも価値のある遺産であるといえます。
 講演では、この糸賀一雄の「発達保障」思想の意味を考えながら、今全国で急速に広がりつつある「学びの作業所」や専攻科教育の意義について考えてみたいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・滋賀県立近江学園 専門員 森本 創



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《ご参考》現状の専攻科活動に関して

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